Sigsa(しぐさ)はAIとヒューマンセンシングの融合により、
私たちの社会をより豊かでスマートなものにすることを目指すプロジェクトです。
私たちの日常生活から産業、ヘルスケアに至るまで
さまざまな分野の課題を解決し、新しい価値を創造します。
プライバシーと安全性の両立
導入のメリット
こんな課題に最適です
快適な環境と生産性の両立
導入のメリット
こんな課題に最適です
個人ケアと集団最適化の融合
導入のメリット
こんな課題に最適です
従来のヒトの動きや生体活動をセンシングする技術では人の身体にセンサーを取り付ける必要がありました。 Sigsaのソリューションでは電波によるセンシング技術によりセンサーを身に着ける必要ありません。
Sigsaでは高い認識性能と低い誤検知率をもつ独自の機械学習システムを構築しています。 AlgoSigsaは転倒検知や歩行分析、在宅モニタリングなど、特にカメラが使いにくい環境やプライバシーへの配慮が求められる場面 での活用に適しています。さらにAlgoSigsaは、複数のセンサー情報を統合するマルチモーダルな拡張も可能です。
寝室やリビングなどの個人の日常生活下において、カメラで映像を撮影されることはプライバシー上の 問題があります。Sigsaのソリューションでは個人のプライバシーを最大限尊重し、映像によらないまたは 制限された情報によるヒューマンセンシングを実現します。
センシングAIにおいては、現実世界の情報を収集し、仮想空間のAIへ正確に伝える「センサー」の役割が非常に重要です。 GaitMetricsでは、その要となるセンサーの開発と最適化のために、Sensor Design Lab「SigsaLab(シグサラボ)」を設立します。 センサーは、ケア施設や個人宅、病院、リビングルーム、庭、工場、オフィス、トイレ、スポーツジムなど、多種多様な場所に設置され、 用途に応じてカメラやマイクなどを組み合わせたマルチモーダル環境が構築されます。
SigsaLabでは、設置場所や目的に応じたセンサー設計—例えば設置方法、連携方法、取得データの種類、分析手法、さらにはセンサー のサイズや形状、防水性能など—を総合的にデザインし、最適な利用を推進します。 さらに、SigsaLabは大学、企業、自治体、研究所、施設運営者などと連携したオープンなセンサー研究エコシステムを構築し、 安全かつ迅速なセンシングAIの社会実装をリードしていきます。
Sigsa のソリューションはユースケースごとに最適化されたミリ波レーダーセンサーと、 センサー群から取得したデータを処理・解析するクラウド上のAIから構成されます。
壁に取り付けて人の姿勢・動作を検知するCliffセンサー、心拍や呼吸数取得に適したVibsセンサーなど 取得したいデータに合わせてセンサーを選択することができます。ヘルスケア用途では施設利用者への ストレス軽減のためインテリアに模したデザインにカスタムすることも想定しています。 オフィス用途では比較的近距離の細かな動きをとらえるTemotoセンサーの開発も計画しています。
バイタルとモーションデータをモニタリングすることはもちろん、異常検知による アラート発報も可能です。
Sigsaのアルゴリズム「AlgoSigsa」では、TIのmmWaveレーダーを用いて、物体までの距離、移動速度、方向、3次元空間上の位置(点群) を高精度に取得し、電波の反射強度も含めて環境の変化をセンシングします。これらのデータを時系列で解析し、複数のアルゴリズムを 組み合わせることで、ラリードライバーのように先を読み、変化に即応する高い判断力と精度を実現しています。 さらに、多くのデータからの学習を通じて、AIの性能は継続的に向上していきます。
これにより、AlgoSigsaは転倒検知や歩行分析、在宅モニタリングなど、特にカメラが使いにくい環境やプライバシーへの配慮が 求められる場面での活用に適しています。 さらにAlgoSigsaは、人間の「目」や「耳」に相当する映像や音声といったセンサー情報を統合するマルチモーダルな拡張も可能です。 これにより、適用可能なアプリケーションの幅がさらに広がります。 たとえばヘルスケア領域では、異常な動作を検知した際に、周囲の音声をあわせて解析することで、呼吸音やうめき声などの情報を加味し、 より包括的に現場の状況を把握することが可能になります。このように、複数のセンサーを組み合わせて判断の質を高める仕組みは、 「マルチモーダルシステム(Multi-modal system)」と呼ばれています。
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